インプラントについて思うこと
従来の歯の治療では、人工の歯を使うことができませんでした。
人工の歯を使っても、歯茎の上の歯冠は回復できたとしても、土台である歯根の回復まではすることができ舞えんでした。
しかし、インプラントの治療では口腔内の骨に人口の歯根を作り、その上に新しく歯を作ります。
また、入れ歯のように歯茎に義歯を乗せるだけのものとは違い、使わなくなったアゴ骨が痩せてしまうといった心配もなく、また、従来のブリッジでの治療のように健康な歯を削るという必要もなくなりました。
インプラントの治療をした後には、痛みや泡感を感じることなく、歯が持つ本来の機能を保つことができます。
古代インカ帝国の時代に埋葬されたミイラの歯にエメラルドで作られたインプラントが施されていたという記録が残っています。
このように、インプラントの歴史はとても古く、紀元前にまで遡っているとも言われています。
歯を失うことは、古代人でも同じことで歯がないことに不便を感じて、何とか歯を取り戻したいとエメラルドを使ったインプラントで治療をしていたのではないでしょうか。
これまでは、インプラントの材料にコバルトやクロム、金やプラチナ、セラミックなどが使われましたが、どの材料も歯の本来の機能を回復することができませんでした。
ものによっては、体が拒絶反応を起こしてしまい異常をきたしてしまうこともありました。
ですから、インプラントの材料になる素材を選ぶことはとても大変なことでした。
しかし、スウェーデンの大学でチタンと骨とが完全に結合することが発見され、本格的なインプラントに向けた開発が始まりました。
最初は、ウサギに実験で偶然に見つけたことですが、人体にも応用をすることができないかと研究が進められ、人体にも拒絶反応を起こすことなくチタンと骨が半永久的に結合することが分かりました。
現在世界では、さまざまな研究が行われチタンが最も人体親和性の仮ある金属で、また人体に安全でアレルギーの少ない金属として歯の治療だけでなく、骨折したときの固定ボルトなどにも使われています。
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